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pleskを使って独自ドメインのemailアドレスを構築する

1.Pleskの管理画面にログインする

ブラウザで「https://自分のドメイン:8443」を入力しpleskを開きます。その後、Pleskのログイン画面でIDとPWを入力してログインしてください。

2.メールアカウントの作成

plesk左側メニューの「メール」から入った画面で、「メールアドレスを作成」をクリック。
メールアドレス作成画面で転送や自動応答など様々な設定が可能ですが、とりあえず最低限の
①~⑥を入力しましょう。①作りたいアドレス(@の前)入力、②Pleskのログインに使用するかどうか、③外部アドレスの入力、④パスワード設定、⑤メールボックスにチェック、⑥「OK」ボタンで確定。

3.SSL証明書の発行

plesk左側メニューの「ウェブサイトとドメイン」から、ダッシュボードに入り、セキュリティのところの「SSL/TLS証明書」をクリック。画面左上「証明書の再発行」、次の画面左下「Let’sEncrypt」を選択。WordPressを構築した時にすでにドメインの証明書はとってあるので「ドメイン名を保護」にはすでにレ点がついてると思います。入力はまずメールアドレス(作ろうとしているアドレスではなくて、連絡が取れるアドレス)、「メールドメインに証明書を割り当てる」にレ点、無料で取得をクリックします(次の写真の赤枠)

証明書の画面で、メールアドレスのアクセスのところが「安全」となっていれば成功です。

4.メールソフトの設定

実際メールの送受信ができるか、メールソフトを使って試してみましょう。

メニューの「メール」で開いた画面の、作ったメールアドレスの右側にあるマーク(上の写真の赤枠)をクリック。
自分が使いやすいメールクライアントを選択し、指示通り設定します。私はiPhoneでやりましたが、なんとQRコードを読み取るだけでした!すごい!送受信を試してみてください。

5.送受信にエラーが出た場合に確認してほしいこと

ポートが開放できているか確認しましょう。

メールサーバーの用途では、以下の5つのポートの開放が必要です。

  • TCP 25:メール送信、メール受信
  • TCP 143:メール受信(IMAP)
  • TCP 993:メール受信(IMAP、暗号化)
  • TCP 465:メール送信(SMTP、暗号化)
  • TCP 587:メール送信(サブミッションポート)

コマンド入力のPuttyを使います。まずIPアドレスでPuttyへ接続、rootでログイン、PW入力。

まずは、ファイアウォールが起動中かどうかを確認するコマンドを実行してみましょう。

# firewall-cmd --state

running の場合は起動中です

running

not running の場合は停止中です

not running

現在のファイアウォール設定を確認するには以下のコマンドです。
有効になっているサービス(ファイアウォールを通過できるサービス)が確認できます。

# firewall-cmd --list-all

先ほどの5つのポートの数字は出てきますか?空いてないポートがありそうだったら次のコマンドで開けましょう。下の「10000」の数字を、開けたいポートの数字に置き換えてください。

# firewall-cmd --add-port=10000/tcp --zone=public --permanent

設定を反映させるためにリロードしてください。

# firewall-cmd --reload

もう一度「list-all」のコマンドで確認してみると「追加した数字/TCP」が増えてると思います。

これでも解決しない場合、pleskに直接問い合わせてみると、すぐに対処法を教えてくれます。

質問の仕方はまた別の記事に書こうと思います。ではまた。